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絵カードを使った視覚支援とその効果

投稿日:2017年8月2日 更新日:

こんにちは。

発達凸凹サイト&発達凸凹アカデミー 運営人の伊藤真穂です。

発達障害の子どもが苦手な事のひとつに、
「見通しを立てる」というのがありますね。

先に何がくるのかわからないという不安から、パニックや癇癪につながることも。

そのための支援策として、

療育施設などでもよく使用されている、「絵カード」や「見通しノート」で視覚的にサポートする、という方法があります。

この記事では、その有効性やネットですぐに購入できる絵カードのご紹介もしてきます。

※おうち療育アドバイザー浜田悦子先生 監修

見通しを立てること

支援級に通う小学1年生の次男は、

普段は学校が終わった後は、「放課後キッズクラブ」という小学校に併設されている学童クラブに通っています。

入学式の翌週からすぐに通い始めたので、
「学校→学童」というパターンができています。

そして、

夏休みに入った初日の朝。

『今日は朝からずっとキッズだよ。お昼もお弁当食べてね。夕方迎えにいくからね。あ、今日は途中プールもあるからね!』と、伝えました。

口頭で。

毎日行ってるところだし、
大丈夫だろうとポイッと預けてしまいました。

 

夕方いつも通りお迎えに行くと、
先生からこんなお話がありました。

 

・お昼の前ぐらいにリュックを背負って「ママはまだ?」と泣いていた

・午後も何度か同じように泣いていた

・最後はTシャツを脱いで、タオルをくわえて落ち着いた

・誰が何時にお迎えなのかなど、1日の流れがわかるメモを書いてきてほしい

 

毎日行ってる場所だから大丈夫と思っていたのですが、さすがに丸1日となると、いつ迎えにくるのかわからなくて不安だったんですね。

 

で、さっそくこの見通しを絵で描いて見せたら、翌日は全く泣かないで1日過ごせたそうです。

絵カード

学童の先生方も、その効果に大絶賛。

この日は、学童を途中で抜けて、学校の水泳に行く日だったんですが、張り切って行けたそうです。

 

視覚支援

実は・・・

これまで、さんざん視覚支援の大切さの話を聞いているにも関わらず・・・

おうち療育アドバイザーの浜田悦子さんの講演を間近に聞いて、絵カードの重要性も聞いていたにも関わらず・・・

療育施設などで、先生方が移動のたびに写真を見せて、上手に誘導しているのを見ていたのにも関わらず・・・

 

実は、一度もやったことがありませんでした。
視覚支援。

見通しを提示することも。

絵で表現してあげることも。

 

私はものすごく絵が下手だし、
(上記の絵を描いたのは夫です)

写真を撮って印刷もめんどくさい。

とにかく子育てとなると、

一気にズボラになるのです・・

 

文字が読めない次男には、絵で描いてあげる必要があるのですが、

その【絵を描くこと】に抵抗があった、というだけなんですけど。

 

でも今思うと、

「あの時、イラストで流れを伝えてあげれば、なんてことなかったのかも」と思うこともあり、

この記事を書こうと思いました。

 

先の見えない不安

次男は最近、いろいろわかるようになってきたせいか、

「あしたは、なに?」

「きょうは、なに?」

と、よく聞きます。

 

それまでは、理解できていなかった”時間という概念”がでてきたんですね。

同時に”不安”もでてきたのでしょう。

 

そういえば長男も小さい時に電車ででかけると、

「次はどこで乗り換えるの?」
「何線に乗るの?」

何度も何度も聞いてきました。

10年前のことです。
「だから、さっき言ったじゃんっ!」って答えてました(汗)

長男は文字で読むのが得意な人だったから、文章にして提示してあげればよかったんだな・・と、今なら思えます。

 

まぁ、そんな長男も中1の今では、

「今日の晩ごはん、何?」

ぐらいしか聞いてきませんが。

 

すぐに手に入る絵カード

私みたいに自分で用意する自信のない方のために・・・いろいろと探してみました。

すんごい高いものから、無料でダウンロードできるものまで様々でした。

手軽に手に入れられそうなものだけ、ご紹介します。
※実際に現物を見てないものもありますので、紹介文や口コミなどもよくご覧なってくださいね。

アドプラスオリジナル絵カード

「ごはん」「おやつ」「着替え」「リュック」「連絡帳」などの日常生活で使えそうな名刺サイズの絵カードセット。

専用のスケジュールポケットもあるようです。

とにかく、手間なく、今すぐ欲しい!という方には便利そうですね。

含まれるイラストの内容も商品紹介ページにすべて載っています。

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

アドプラス 絵カードセット 自閉症 発達障害 視覚支援
価格:5400円(税込、送料別) (2017/8/2時点)

 

 

ちびむすドリル【言葉の絵カード】

まずは無料のもので試したい!という方におすすめのWebサイト。

幼児さんや小学生のドリルが無料でダウンロードできる便利サイト。

長男が小5の時、小2の漢字が書けないことに気づき、慌ててこれを印刷しまくった記憶があります。。

 

久しぶりに見たら、絵カードがものすごい種類ありました。

しかも、

「うれしい」「かなしい」「きんちょうする」などの感情を現すカードや、「うろうろ」「げんなり」など擬声語・擬態語カードまで。

ただ、これは発達障害の子どもを対象に作られているものではないので、上手に選んで使ってくださいね。

 

ちびむすドリル【言葉の絵カード】

ちびむすドリル

 

改訂版ソーシャルスキルトレーニング絵カード指導事例集

こちらは絵カードそのものではなく、絵カードを使用した事例を集めた本です。

「ソーシャルスキルトレーニング絵カード」なるものが、シリーズで全15種類あるのですが、その使い方をまとめた事例集です。

ただこの絵カード、1セット4,104円(税込)です。

全部そろえたら大変なことになりますよね。

まずは事例集で使用方法や内容を確認して、お子さまの苦手と合致したものがあったらカードを買ってみる・・でいいかなーと思います。

内容は中高生にも対応しています。

 

 

その子にあったものを

この記事を書きながら、

むかしむかし、言葉を覚えさせたくて買ったこのカードが、うちにあったことを思い出しました。

↓これ。

 

 

見通しカードがうまくいったから、調子にのってこれを見せて言葉のお勉強をしよう・・なんて思ったら・・

 

断固、拒否。

 

すぐに、しまわれました。。
(興味のないものは無視し、嫌なものは片付けます)

 

お勉強をさせられる!と思うと、イヤみたいですね。

絵カードもうまく提示しないと、お子さまによっては「また何か教えようとしているのでは!」と拒否られるかもしれませんね(うちの子だけかしら)

 

市販のカード、
手書きのイラスト、
文字、
写真・・・

 

タブレットが好きな子だったら、タブレットで見せてあげてもいいかもしれません。

 

お子さまにあったツールで、
お子さまが喜ぶものを探してみてくださいね。

 

視覚支援についてもっと詳しく学びたい方は、発達凸凹アカデミー Basicコースにて、おうち療育アドバイザーの浜田悦子先生が教えてくれますよ!

 

 

↓↓↓詳しくはこちら

 

発達凸凹アカデミー

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