不器用な子どものスプーン・フォーク・お箸選びのポイントと本当に使いやすい食器6選

こんにちは!

現在1歳と3歳の子どもを育てながら、保育士として10年たくさんの子どもたちを見てきた中で、食事に関する様々なサポートもしてきました。

  • スプーン、フォークがうまく持てない
  • お箸が上手に使えない
  • すぐこぼしてしまう

お子さんの食事に関するお悩みは、本当に様々です。

特に発達に凸凹のある子どもは、手先の不器用さから、うまく食器が使えないことが多くあります。

 

うまく使えないことがストレスになって、食事そのものに苦手意識がでてしまうのは、とても残念なことですよね。

この記事では、

私自身が、手先の不器用な子どもを育てる中で、試行錯誤しながら試した食器の中から、本当におすすめのものをご紹介いたします。

ママと子どもの悩みが解決すると嬉しいです。

もう迷わない!食器選びに大切なポイント

手先が不器用な子におすすめしたい食器はたくさんありますので、迷わないように大切にしてほしいポイントをお話しします。

素材、使いやすさなど親が求めるものと、

好きなキャラクター、デザインなど、子どもが求めるものとは異なることもありますので、上手に折り合いをつけることができると良いですね。

スプーン・フォークを選ぶときのポイント

【ポイント1】子どもにとって持ちやすいか

理想的なものスプーン・フォークは以下のようなものです。

  • 持ち手に滑り止めがしてある
  • カーブが入っている
  • 凹凸が入っていたりする

また、

「右手用」「左手用」と分かれているものもあります。

子どもの利き手が分からず迷ったときは、

ひとまず「右手用」を選び、成長に応じて合わないようであれば「左手用」を購入してあげると良いでしょう。

【ポイント2】子どもが食べやすいか

スプーン・フォークともに、食べ物がこぼれにくいものを選んでください。

スプーンは少し深さがあり、くぼみがあるものが理想的です。

フォークは先にギザギザや溝があり、麺類などのつるつるした食べ物も落ちにくいものが理想的です。

【ポイント3】素材選びも大切に

子どもの食器の素材でいちばんおすすめしたいのは、

シリコン、プラスチック(ポリプロピレン)製のものです。

こんなメリットがあります。

  • 傷みにくい
  • 熱に対しての耐性がある
  • 消毒ができる
  • 口に入れても違和感がほとんどない

 

毎日子どもが使うものですので、

大好きなキャラクターが印字されていたり、好きなカラーであったり、何かしら子どもが関心を持ってくれるものを選んでもいいですよね。

安全性を大切にされたい方には、木製の食器もおすすめです。

お箸を選ぶときのポイント

お箸を持つ子ども

子どものお箸を使い始める時期には個人差があり、2歳くらいからスタートする子もいれば、3~4歳からスタートする子もいます。

スプーンやフォークを上手に使えるようになり、子ども自身が「お箸を使いたい!」と言い出してからで大丈夫です。

では、さっそくお箸を選ぶときのポイントをご紹介します。

補助機能付きのお箸からスタートしよう

リング型の補助機能付きのお箸からスタートし、慣れてきたら補助機能がないお箸を選ぶか、補助機能が少ないお箸へ切り替えましょう。

最初は上手に使いこなせませんので、

子どもがお箸を持つことをいやがったら、スプーンやフォークに切り替えてあげることで苦手意識を植え付けないようにしてあげてください。

子どもの指のサイズ応じたお箸を選ぼう

子どものお箸のほとんどは、

  • 13cm
  • 14cm
  • 15cm
  • 16cm
  • 17cm

利き手の親指と人差し指をL字型にし、

それぞれの指先を直線でつないだときの長さの1.5倍くらいを目安にしてください。

L字型にした指先

 

 

素材選びにもこだわって

お箸の素材は、

【樹脂製】のものと【木製】のものがあります。

補助機能付きのお箸は樹脂製のものが多く、熱湯にも耐えるので長い間使うことができます。

 

木製のお箸は食べ物がすべりにくいため、お箸に慣れてきたら木製のものも使用してみてください。

 

どちらを選ばれるかは好みになりますが、食べ物を挟む先端部分は滑り止め加工がされているものを選んでください。

 

手先が不器用な子でも食事が楽しくなる!おすすめの食器

手先な不器用な子どもは食事に対してストレスを抱えてしまいがちです。

できるだけそういったストレスを軽減してあげることができるような食器選びが、大切です。

 

では、スプーン・フォーク、お箸に分けて、

手先が不器用な子でも食事が楽しくなるおすすめの食器をご紹介します。

おすすめのスプーン・フォーク

 

エジソンのフォーク&スプーン(1歳半ころから)

エジソンのフォーク&スプーンのおすすめポイント

  • 子どもの手に優しく、握りやすいデザイン
  • フォークの先端部はギザギザになっていて、つるつるした食べ物でも落ちにくい工夫
  • スプーンは面が平らで深みもある
  • 汁物が飲みやすく、ごはんもきれいに食べきる
  • 様々な種類があるので、子どもの好みのものを選べる
  • 口に運びやすい角度
  • 取っ手はラバー素材なので持ちやすい

商品名:エジソンのフォーク&スプーン

サイズ(W×D×H):フォーク:24×13×140mm、スプーン:30×15×140mm

対象年齢:1.5歳~

耐熱温度:170℃

 

 

オクソートット(OXO tot) フォーク&スプーンセット

グリップ付きのフォーク&スプーンセットなので子どもの手にも持ちやすいです。

スプーンは汁物も食べやすいように深めの設計になっていて、フォークは先が丸く子どもでも使いやすい設計になっています。

商品名:オクソートット フォーク&スプーンセット

色:オレンジ、アクア、グリーン、ピンク

サイズ(W×D×H):30×20×140mm

対象年齢:12か月以上

おすすめのお箸

定番のエジソンから、木製ものまでご紹介します。

エジソンのお箸Ⅰ(右手用、左手用)

親指、人差し指、中指にリングの補助が付いていて、

食事をしながらお箸の正しい持ち方を身に付けることができます。

2本のお箸が連結しており、

食べ物をはさむところには滑り止め加工もされています。

品名:エジソンのお箸Ⅰ(右手用、左手用)

サイズ(W×D×H):61×40×160mm

対象年齢:2歳から就学前のお子様向け

 

ののじ はじめてのちゃんとお箸シリーズ

手の添え位置と指の添え位置の2箇所にカプラという補助器具がついていて、お箸を開けたり閉めたりすることをサポートしてくれます。

先端が自然に開くバネ設計になっているため、お箸をにぎることで食べ物を挟むことができます。

自然なお箸とほとんど同じ動きをしますので、子どもが自分で正しい持ち方になおしやすい点もメリットです。

商品名:ののじ はじめてのちゃんと箸
サイズ:16cm、18cm
対象年齢:16cmは2歳頃から就学前まで 18㎝ば5歳頃から

 

イシダ ちゃんと箸 こども用 16.5cm

お箸を使えるようになってきたけれど、正しい持ち方に矯正したいと感じた時に使いたいお箸です。

シリコンの部分がお箸の持ち方をサポートしてくれます。

中指と人さし指をシリコン部分に沿わせ、両方の指先でお箸を挟み、次に親指の先をシリコン部分の上にあてることで正しい持ち方を練習することができます。

お箸の素材は天然木でうるし塗装されていますので、サポート器具であるシリコン部分を外したあとも長い期間使うことができます。

商品名:イシダ ちゃんと箸 こども用16.5cm
サイズ:16.5cm
対象年齢:4歳から6歳

 

 

六角知能箸

このお箸のいちばんの特徴は、お箸が六角形の形をしているところです。

太さが直径6mmになっているため、子どもでも持ちやすいサイズのお箸です。

素材は国産の自然竹を使用しており、ポリエステル塗装がされていますので長い間使ってもらうことができます。

口コミ評価も良く、全国の幼稚園・保育園で使用されています。

はじめて鉛筆を使うときも六角の鉛筆がおすすめですので、ぜひ試してください。

商品名:六角知能箸
サイズ:13cm(2歳)、14cm(3歳)、15cm(4歳)、16cm(5歳)

 

手先の不器用さを克服するために、我が家で取り組んでいること

 

手先が不器用なことを克服するために、私が子どもとともに取り組んでいる【感覚統合】についてご紹介します。

その中で大切にしていただきたいことは、ほんのささいな成功でも、大げさに褒めて子どもに自信をもたせてあげることです。

そうすることで、

新しいことにも挑戦しようとする意欲が芽生え、ゆっくりであっても着実にできることが増えていきます。

とは言いましても、そんなにうまくいかないことは身をもって分かっています。

感情的に叱ったり、イライラしたりすることは多々あります。

 

感覚統合を培うために全身を使って遊ぶ

手先の不器用さの後ろには、光や音など私たちが受ける刺激をまとめる感覚統合がうまくいっていないことが、隠れている場合もあります。

人間の感覚には、

視覚、触覚、聴覚、味覚、嗅覚の五感とは別に、体のバランスやスピード感、筋肉や関節の動きを感じる【固有受容覚】と【前庭覚】の二つの感覚があります。

これらの七つの感覚を通じて、私たちは多くの刺激を受け、脳で分けて整理することを感覚統合といいます。

子どもたちは、この感覚統合を繰り返すことで成長していくのですが、

発達段階で感覚統合がうまくいっていないことで、手先の不器用さといった悩みが出てくる場合があります。

以下、自宅で行っている感覚統合遊びをご紹介します。

ひざはつけずに自宅の床みがきをする

体全体を使うので、感覚統合の基礎を培うことができます。

子どもはすぐに飽きてしまいますので、親子で競争をしたり、ここからここまでとあらかじめ目標を設定したりすることで、最後まで楽しめるようにしてみてください。

お料理の手伝いをしてもらう

キャベツやスライスした人参などをさらに細かく切ってもらったり、卵を割ってもらったりといった、手先を使うお料理の手伝いをしてもらってください。

子どもにとって成功事例が増えますし、自分で作った料理を食べることで好き嫌いも克服できるかもしれません。

自宅では、たこ焼きや手巻き寿司も一緒に作っています。

全身を使った遊びをする

屋外に出ることができる時期はできるだけ全身を使った遊びを取り入れることで、感覚統合の基礎を伸ばしてあげてください。

ぶらんこ、うんてい、滑り台、縄跳び、どれもすべて感覚統合を発達させるうえでとても大切です。

 

どれも普段から取り入れているとご家庭もあるかと思いますが、お役に立てば幸いです。

なお、すでに受給者証をお持ちで療育を受けていたり、これから受ける予定であったりする方は感覚統合をたくさん取り入れている療育先を検討先に入れてください。

まとめ

不器用な子どもがよくもつお悩みと解決のヒント、不器用な子どもでも使いやすい食器を選ぶときのポイント、おすすめの食器、不器用であることを克服するために、日々トライできることについて書かせていただきました。

お役に立てば幸いです。

まずは私たちの中にある常識をまっさらにし、子どもが不器用であることを受け入れることが大切なのかもしれません。

そうすることで子どもの些細な成功も一緒に喜び、日々成長していけるのだと感じています。

 

この記事を書いた人
ペンネーム :シイ
[自己紹介]
1歳と3歳の子どもを育てながら、保育士をしています。保育士になってからの10年間、いろいろな子ども達を見てきました。今でこそ、困難をもつ子ども達に理解が広がってきていますが、まだまだ知ってもらえていないこともたくさんあります。みんなが楽しく伸び伸びと自分らしく生きられるように。私の経験から情報を発信していけたらと思っています。